【更新休止中!】税理士への頼みごと|税理士 澤口洋輔のブログ

申告書を作る以外に税理士は何ができるの?何を頼んでいいの?そんな疑問に自分として答えてようと書きました。もちろん、澤口税務会計事務所は、これら「頼みごと」の全てにご対応しています。お気軽にお問い合わせください。

相続税の試算は、最低2つの時点を計算してもらう

time 2015/05/21

相続税の試算は、最低2つの時点を計算してもらう

自分や親が亡くなったときに、相続税がどれくらいになるか、計算してもらったことがありますか?相続税の試算を受けたことがある方もない方も、注意して欲しいポイントを1つ書いてみました。

相続税の試算ってどんなものか

相続税とは、シンプルに言うと「亡くなった人が、亡くなるその瞬間に保有していた全ての財産を基準にその財産を相続した人に課税される税金」です。そして、その税金がいくらぐらいになるか?を試しに計算してみようというのが「相続税の試算」です。

例えば、今亡くなったとしたら・・と仮定するなら、今日の預金通帳の残高・今日の不動産の評価額・今日の株式の評価額・今日の借入金の残高などを積み上げて合算していき、その合計額に税率を乗じて計算するのです。

少し時間のかかる作業ではありますが、この計算をすることで親の亡くなった時に自分が、とか自分が亡くなった時に子が、相続税を支払うためにどのくらい用意しておかなければいけないのかが分かります。

ただ、この試算をしてもらうとき注意するポイントがあります。それは、いつの時点を仮定して相続税を試算するのか?です。

いつの税金を試算するか

例えば、預金通帳の残高だけでも時の経過の中で増えたり減ったりしていきます。                        ・子供が卒業して教育資金が減り、その分増えていく/自宅のローンが終わり、その分増えていく/退職金をもらい増える、少しずつ取り崩して減っていく/企業年金が70歳で打ち切りとなり減っていく/アパートを建てたので減り、賃貸収入で増えていく/など

同じように不動産の評価額も時の経過で変動するため、いま現時点の相続税を試算しただけでは、いつかは来るけど、それがいつかは分からない亡くなる時点の相続税を見据えるためには不十分なのです。では、いつの時点を仮定して試算するか?2つの方法ご紹介します。

①現時点に加えて、10年後・20年後・30年後と複数の時点を想定して財産を見積り試算してもらう。

②現時点に加えて、自分が平均寿命(男性80歳・女性86歳)に達する時点を想定して財産を見積り試算してもらう。

どちらでも、金額が分かるとともに、長生きするほど自然と財産が減り→相続税も減るのか、逆に財産が増え→相続税も増えるのかを知ることができます。(不動産や会社オーナーには財産が増えていく方も結構います)この傾向を掴んでおくことが、相続対策の欠かせない前提になるのです。

 

澤口洋輔のプロフィール

澤口 洋輔

澤口 洋輔

澤口税務会計事務所の代表税理士。 横浜市港北区出身、昭和55年生まれの35歳、3児の父。個人事業から中小企業、資産家から上場企業まで幅広い税務業務の経験を経て、2015年7月独立開業しました。企業経営から相続までの一貫したトータルサポートを信条に業務展開中です。 詳しくは、詳細ページをご覧ください。 [詳細]

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